日本刀の焼入れ(quenching)の秘密とは


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日本刀の焼入れ(quenching)の秘密とは
日本刀はなぜ優れているのか?

日本の鍛冶職人なぜ、焼入れという技術を知っていたのか??

焼入れ(やきいれ)は英語で、quenching

そもそも、焼入れ(やきいれ)ってなにかということなのですが、焼きを入れるというふうに
読むと、温度をかけて熱するイメージとなります。しかし、焼入れとは、金属を所定の高温状態にして、 さらに、そこから急速に冷却させる熱処理のことになります。

この急速に冷却させるという部分がポイントになります。

専門的には、微量の炭素を含む鉄(つまり、鋼)を金属組織がオーステナイト組織になるまで加熱した後、 急冷してマルテンサイト組織を得る熱処理をいいます。

こうすることで、材料を硬くして、耐摩耗性や引張強さ、疲労強度の向上を図ることができるのです。

今では、そのメカニズムが解明されていますが、日本の鍛冶職人はなぜ、こんな高度な技術を知っていたのでしょうか? 驚きですね。
ちなみに、 1888年、ロシアの冶金学者ドミートリー・コンスタンチノヴィッチ・チェルノフ(Dmitry Chernov)が、 焼入れが起こる具体的な加熱・冷却条件を発表し、これが鋼の焼入れ、及び熱処理の理論的な嚆矢(こうし)となったようです。*嚆矢(こうし):物事のはじめ。最初。戦いの開始を敵味方に知らせるための、大きな音が出る矢のことで、「かぶらや」ともいう。

Quenching From Wikipedia, the free encyclopedia

In materials science, quenching is the rapid cooling of a workpiece to obtain certain material properties. A type of heat treating, quenching prevents undesired low-temperature processes, such as phase transformations, from occurring. It does this by reducing the window of time during which these undesired reactions are both thermodynamically favorable, and kinetically accessible; for instance, quenching can reduce the crystal grain size of both metallic and plastic materials, increasing their hardness.

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